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令和6年度国立能楽堂特別展「宝生宗家展」図録

令和6年度国立能楽堂特別展「宝生宗家展」図録

宝生宗家伝来品を大規模に紹介する史上初の展覧会の図録(書籍)。宝生宗家には名物面や、室町時代に上がる古面が多く伝来し、江戸時代後期以降は「本面」「写し」として整備されました。関東大震災でも運び出して守り抜いたこの能面群(本図録には186面を収載)を新規に撮影した写真で一挙初公開。

能面以外の能装束などは関東大震災で焼失したため、震災後にゆかりの旧大名家などから新たに収集して公演に使用してきましたが、図録ではその中から加賀前田家伝来品など、優品のごく一部を紹介。
伝来の古文書も関東大震災で焼失したが、幸いにも加賀前田家で作成した写しの存在が本展で明らかになり、あわせて今回初公開となります。

本展のために行った調査により明らかになった最新の研究成果として、宮本圭造氏の「宝生宗家の能面」、小山弓弦葉氏の「宝生宗家の能装束」の2論文を収載しています。

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A4変形判、224ページ

3,630 (税込)

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