1986年の開館以来、⾜⽴区ゆかりの歴史・美術資料の発掘と収集に尽⼒されている⾜⽴区⽴郷⼟博物館には、1000点を超える浮世絵版画のコレクションが収蔵されています。松⽅三郎旧蔵品を中核としたこのコレクションは、初期浮世絵の奥村政信に始まり、錦絵の創始者鈴⽊春信や歌麿、北斎、広重、といった⼈気絵師、さらには明治期の⼩林清親にまで⾄る広範なものです。また、現代でも⼈気の⾼い歌川国芳の名品や近年注⽬を集める⼩原古邨の作品などが含まれる稀少性・先⾒性もこのコレクションの⼤きな魅⼒の⼀つでしょう。この秀逸コレクションの全貌を紹介する本展の出品作品全234点をカラー収録した図録です。
[展覧会概要]
2025年5月24日(土)~10月5日(日)
会場:北斎館
サイズ
A4 172ページ