古染付(こそめつけ)と祥瑞(しょんずい)は、17世紀前半に中国・景徳鎮民窯で焼造され、日本に将来された染付磁器です。
古染付は鈍い発色の青い文様が描かれた余白の多い自由奔放な器。一方の祥瑞は鮮烈な青色の精緻な文様が器面を覆う華やかな器で、両者の趣は異なりますが、どちらも茶の湯に使用する器として、当時の日本人に大変好まれました。
古染付が誕生しておよそ400年。改めて古染付、祥瑞の魅力を紹介しています。
五島美術館の展覧会図録です。
【展覧会情報】
特別展「古染付と祥瑞 ー愛しの青(blue)ー」
会場 : 五島美術館
会期 : 2025年10月28日(火)~12月7日(日)
サイズ / ページ数
B5(縦25.7cm 横18.8cm 厚1.9cm)/ページ数:272