デンマークの近代美術を代表するスケーエン派の絵画を紹介した展覧会。 バルト海と北海にはさまれたユトランド半島の最北端に位置する小さな漁村スケーエンは、19世紀末から20世紀初めにかけて、北欧の国々から画家や詩人、作曲家などが集まる国際的な芸術家村として知られるようになりました。ここを制作の拠点とした画家たちは、ヨーロッパ絵画の新しい潮流となっていた自然主義の考え方に立ち、漁師たちの労働、海辺の風景、素朴な村人たちの生活、芸術家とその家族の日常を題材とした作品を描きました。彼らの作品は当時のデンマークの美術界に「近代の革新」と呼ばれる転換をもたらし、今日もなおみずみずしい魅力を放っています。
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発行年 2017、ページ数 157、図版数 59カラー、寸法:(たて×よこ×厚さ) 24×20×1.3cm/471g
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