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企画展図録「藤島武二と猪熊弦一郎」

企画展図録「藤島武二と猪熊弦一郎」

丸亀市猪熊弦一郎現代美術館にて開催した企画展「藤島武二と猪熊弦一郎展サンプリシテとシンプル」(2021年)のカタログです。
こちらのカタログでは、香川県丸亀市ゆかりの画家・猪熊弦一郎の作品図版をご覧いただけます。

藤島武二(1867-1943)は、明治、大正、昭和を通じて活躍し、日本近代洋画を牽引した一人です。1869年に東京美術学校西洋画科助教授に就任して以降、多くの若者の指導にあたりました。
香川県丸亀市ゆかりの画家・猪熊弦一郎(1902-1993)も、その薫陶を受けて画家の道を歩み始めました。

藤島と猪熊の画風は異なりますが、ともに重視していたことが「単純化」でした。それぞれ「サンプリシテ」、「シンプル」と言い、複雑なものをいかに簡潔に表すか、描こうとしている本質を表すためには何を取り除いて何を残すか、残したものをどのように組み立てて描くかを常に考えながら制作に取り組んでいます。
本展では二人の初期から晩年までの作品をご紹介します。それぞれの方法で「単純化」を推し進めながら描いた作品をどうぞご覧ください。(展覧会紹介文より)

〈CONTENTS〉
 ごあいさつ
 作品図版 
 「藤島武二と猪熊弦一郎、それぞれの単純化」松村円
 主な参考文献
 年譜
 出品作品リスト

編集:松村円
デザイン:黒田益朗(Kuroda Design)
発行:丸亀市猪熊弦一郎現代美術館/公益財団法人ミモカ美術振興財団

◎丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
丸亀市の市制施行90周年の記念事業として、丸亀市ゆかりの画家・猪熊弦一郎の全面的な協力のもと1991年11月23日に開館しました。建築家の谷口吉生による美しい建築を丸亀駅前に構える当館は、猪熊本人から寄贈を受けた約2万点の猪熊作品を所蔵し、常設展で紹介するとともに、現代美術を中心とした企画展を開催しています。

サイズ
縦25.7cm×横18.2cm 80ページ

1,650 (税込)

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