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ショパン ― 200年の肖像 (展覧会公式カタログ)

ショパン ― 200年の肖像 (展覧会公式カタログ)

門外不出のショパン自筆譜「《エチュード》ヘ長調 作品10-8」本邦初公開!

本書は、2019年10月を皮切りに2020年まで美術館4館を巡回する「ショパン ― 200年の肖像」展の図録兼書籍。
日本でもっとも有名でファンの多い音楽家と言っても過言ではないショパンにまつわる品々や美術品を紹介し、ショパンの39年という生涯を垣間見るだけでなく、ショパンがなぜ今でも全世界で親しまれているのかがわかる内容。
ショパンと同時代の19世紀の作品から現代アートまで幅広くご紹介するが、掲載作品点数約250点中200点近くが、ポーランドのフレデリク・ショパン博物館所蔵の作品。この中には、門外不出のショパンの自筆譜や自筆書簡も含まれており、中でも「《エチュード》ヘ長調 作品10-8」は日本初公開。
また、ショパンの肖像画として有名なアリ・シェフェールの《フレデリク・ショパンの肖像》(ドルトレヒト美術館蔵)も掲載。
ショパンが日本で人気があるのはなぜなのか、ショパンが日本で初めて紹介された「ショパン受容」を解説するだけでなく、最終章では、漫画やアニメで人気の一色まこと『ピアノの森』や、直木賞と本屋大賞ダブル受賞の恩田陸『蜂蜜と遠雷』などの舞台にもなり、日本人ピアニストも数多く参加している「ショパン国際ピアノコンクール」を取り上げる。コンクールの詳細を解説し、コンクールにまつわる品々を紹介。
また特別企画として、ショパンを数多く演奏しているピアニスト仲道郁代氏、ショパンを描いた『葬送』(第一部、第二部)を執筆した小説家平野啓一郎氏、そして本書のポーランド語翻訳監修者でショパンの書簡を翻訳しつづけている東京外国語大学名誉教授関口時正氏による鼎談を収録。ショパンは何者だったのか、その魅力を語る。
ショパンにまつわる魅力を詰め込んだ、音楽家ショパンを「目で楽しむ」ビジュアル本。

<目次>
国立フレデリク・ショパン研究所について/アルトゥル・シュクレネル
ショパンの言葉、ショパンへの言葉―パリ時代初期/関口時正
『ショパンの生涯と作品』―ピアノの詩人の39年―/下田幸二

第1楽章 わたしたちのショパン
ワルシャワのフリデリク・ショパン博物館コレクションに見るショパンの肖像/マルタ・タバキェルニク
ショパンにまつわる音楽祭やコンクール/下田幸二
ポーランドのグラフィック・アートの魅力/加須屋明子
日本におけるショパン受容/多田純一

第2楽章 ショパンを育んだ都市ワルシャワ
ワルシャワ国立博物館について/スペート・ファン・ノールトウェイク
ニコラ・ショパン、ロレーヌの田舎からワルシャワの都へ/関口時正

第3楽章 華開くパリのショパン
ドルトレヒト美術館について/スペート・ファン・ノールトウェイク
パリ都市景観図について/小野寛子

「ショパン―200年の肖像」展開催記念鼎談 
「ショパンとは何者だったのか?」/関口時正氏(東京外国語大学名誉教授)×仲道郁代(ピアニスト)×平野啓一郎(作家)

第4楽章 真実のショパン――楽譜、手紙――
ショパンの手稿譜と創作過程/武田幸子

第5楽章 ショパン国際ピアノコンクール
ショパン国際ピアノコンクール―栄光の歴史と未来―/下田幸二
2020年第18回ショパン国際ピアノコンクール本大会/下田幸二
第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール/スタニスワフ・レシュチンスキ

資料
近世末期から近代前半にかけての都市ワルシャワの光と影(1764~1864年)/白木太一
「若きフランス」と「洋梨」の時代―ショパンの生きたフランス・パリ/小野寛子

フリデリク・ショパン略年表
掲載作品リスト
作家解説
主要参考文献

サイズ
B5変型 並製本 336頁(図版約350点)

3,300 (税込)

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