キアロスクーロ(「明暗」を意味するイタリア語)木版画という魅力的な版画作品の全貌を探った展覧会のカタログです。16世紀初めのドイツにおけるこの技法の誕生に始まり、盛期ルネサンス、マニエリスム期のイタリアおよびネーデルランドにおける発展を辿ったあと、ふたたび16世紀末から17世紀前半にかけてのイタリアに戻り、最後に18世紀の作品によって幕を閉じる、という構成です。
表紙:ウーゴ・ダ・カルビ≪ディオゲネス(パルミジャニーノの原画にもとづく)≫1527年頃(部分)
発行年 2005
ページ数
198 / 図版数 83
サイズ
寸法(たて×よこ×厚さ) 25×19.3×2.2cm / 812g