出光美術館コレクションから選りすぐった作品をモチーフとした筆ペンです。
【A:仙厓】
出光美術館の仙厓コレクションの中からいくつかのモチーフを切り取り、筆ペンにあしらいました。
仙厓(1750-1837)
「博多の仙厓さん」の愛称で親しまれている聖福寺の住持。得意の禅画を通して庶民にわかりやすく禅の教えを説き、ユーモラスで楽しい禅画と気さくで正義感の強い性格から多くの人に愛されました。
【B:源氏物語】
狩野探幽「源氏物語 賢木・澪標図屏風」(右隻)から切り取った図像で、優雅な世界の一場面を表現しました。
「源氏物語 賢木・澪標図屏風」(右隻)
狩野探幽
寛文9年(1699年)
六曲一双
狩野探幽(1602〜16747)は、江戸野派の祖となった絵師です。祖父・狩野永徳(1543~90)同様に時代に適した、余白を生かした上品でスマートな絵画様式を創りました。さらには、限られたモチーフで豊かな空間を作る特徴があります。本作の右隻は、『源氏物語』第十帖「賢木」を描いています。晩秋の頃、光源氏が嵯峨の野々宮に籠るかつての恋人・六条御息所を訪ねる場面です。源氏は、常緑の榊を差し入れ、今も自分の恋心が変わっっていないことを伝えています。
サイズ
直径φ10×175
素材
インキ色:黒
台紙付・OPP袋入
※本商品の販売期間:[2024年12月31日23:59]まで