出光美術館の膨大なコレクションの中から、仙厓の描く愛くるしい図案を選び、ふきんにしました。「指月布袋画賛」「狗子画賛」のふきんはオリジナルショップの中でも多くの方に愛されているロングセラー商品のひとつです。
【A】「指月布袋画賛」
仙厓
江戸時代 19世紀
「博多の仙厓さん」の愛称で親しまれている聖福寺の住持、仙厓(1750~1837)の作品。ユーモラスで楽しい禅画が親しまれてきた仙厓の代表作で、出光コレクション第1 号となった作品です。禅で指は「経典」、月は「悟り」の象徴で、経典だけ読んでいても真の悟りは得られない、坐禅修行こそが重要であることを伝えています。
【B】「狗子画賛」
仙厓
江戸時代 19世紀
一幅
「きゃん、きゃん」と小さな鳴き声を上げている子犬。子犬の首に巻かれた紐は木杭にしっかりと結ばれていますが、よく見ると、子犬を繋いでいる紐の先にある木杭は根元から抜けてしまっています。子犬は束縛から解放されたはずなのに、どこに逃げ出さない。この子犬は、次の一歩を踏み出せないでいる状況にある私たちへの戒めです。教えはそうであったとしても、小さく愛らしい目でこちらをじっと見つめる「狗子画替」の子犬は、可愛らしい愛犬を描いた傑作です。
サイズ
A:W440×330
B:W470×330
素材
綿100%
※本商品の販売期間:[2024年12月31日23:59]まで