[2024年9月18日11:00販売開始予定]
伊藤若冲「鳥獣花木図屏風」右隻の中心に堂々とした姿で描かれた白い象と、円山応挙「虎図」の虎を縦長のフォルムにギュッと閉じ込めました。展覧会チケットやレシートの保存に便利なサイズです。
【A】「鳥獣花木図屏風」
伊藤若冲
江戸時代 18世紀
六曲一双
伊藤若冲(1716-1800)は、江戸時代中期の京都で活躍した画家です。「鳥獣花木図屏風」は、およそ1センチメートル四方の小さな方眼で画面を覆いつくしています。この絵の方眼は、片方の画面だけで約42,800個。さらに個々の方眼の内側には色とりどりの正方形が几帳面に描き込まれています。気の遠くなるような作業で描かれているのは、あらゆる動物が、生息地の隔たりや虚実の境目さえ飛び越えて集い、生命のよろこびを分かち合う楽園世界です。
【B】「虎図」
円山応挙
天明5年(1785)
一幅
円山応挙(1733-1795)は、写生を重視した画風を確立した画家です。近代にいたるまで大きな影響を京都画壇に与え続けました。細長い画面に、虎の姿が収められている斬新な画面構成もさることながら、墨線を主体としながら、白色や金色を効果的に加え、毛の一本一本まで精巧に描かれた描写もみどころです。実物を写生することを重視した応挙らしい迫真性に満ちた一作です。
サイズ
W130×H240
素材
ポリプロピレン
※本商品の販売期間:[2024年12月31日23:59]まで