江戸絵画の華やかな世界をマスキングテープにしました。ミシン目がついているので、絵柄ごとにきれいに切り離すことが出来ます。
【C】「鳥獣花木図屏風」 ※完売
【D】「鶴図押絵貼屏風」
伊藤若冲
江戸時代 18世紀
六曲一双
若冲はみずから描いた鶴の姿をもとに、そこから筆数を減らしたり、筆線に変化を加えたりしながら別の絵画を生み出しました。この絵もその一つです。若冲の着色画で実践された迫真的な描写の痕跡をとどめながら、簡潔な曲線が生み出す楕円のかたちのおもしろさ、また、マナヅルの羽に多用される筋目描きの妙技に、この絵の見どころが示されます。
【E】「十二ヵ月花鳥図」
酒井抱一
江戸時代 19世紀
十二幅対
酒井抱一(1761~1828)は江戸琳派の大成者です。江戸に生まれ、若い頃から俳諧・狂歌などに親しみ、絵は狩野派・浮世絵・長崎派などを学んだのち、光琳に傾倒して、琳派の画風を自ら学習しました。従来の琳派様式に円山四条派の写生画風を加味して、花鳥図などに独自の世界を切り開きました。晩年の酒井抱一は、植物と鳥の組み合わせによって月ごとの情趣をあらわすことに取り組み、12枚でひと揃いの花鳥図を数多く手がけました。この作品もそのうちの一つです。
サイズ
20mm×4m
素材
紙
※本商品の販売期間:[2024年12月31日23:59]まで