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法相宗大本山興福寺は天智天皇8年、藤原鎌足の病気平癒を願い、夫人・鏡女王により建立された山階寺を起源とし、和銅3年(710)藤原不比等により平城京左京三条七坊、春日山の麓の現在地に興福寺と名を改め創建されました。
金剛力士立像は不比等の没後、光明皇后が母・橘の三千代の菩提を弔うために造営した西金堂須弥壇上に安置されていました。リアルな筋肉表現、バランスのよさなど鎌倉彫刻の特徴を遺憾なく発揮する像として知られます。吽形(うんぎょう)の右足枘(あしほぞ)に「西金堂力士」、「正應元年戌子十月十日奉修復西金堂」の墨書、また像内に正應元年(1288)に両像が大仏師善増、絵所大仏師観実によって修復されたことが記されます。その表現から、向かって右に阿形(あぎょう)を、左に吽形(うんぎょう)が安置されていたことが分かります。
鎌倉時代 国宝 桧材寄木造 彩色 玉眼 像高 (阿形像)154.0cm (吽形像)153.7cm
写真撮影:飛鳥園 小川光三
※飛鳥園写真プリントには寺院の許可を得た証左として所蔵寺院発行の「認証札」が添付されます。
購入個数制限: 2点
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3,210円(沖縄)
サイズ
半切サイズ(約35.4×43cm)
※サイズは写真原版の比率や作品トリミングにより変わる場合があります。
素材
色息が広く美しい作品表現が可能な銀塩プリントを強度のあるアルポリックパネル※に圧着して仕上げます。パネルの裏面には補強を兼ねた壁面展示用のフックが掛けられるアルミ枠を取り付けます。
※表面にアルミニウム、心材に樹脂を使用した3層構造のアルミ樹脂複合版です。強度と平滑性が高く、高級感のある仕上がりになります。